離婚問題まとめブログ

増加傾向にある熟年離婚

長年連れ添った夫婦が離婚する「熟年離婚」最近はこのような離婚が増加傾向にあります。ではなぜ今の日本で熟年離婚が増加しているのか。その原因・理由には様々な色々があるようです。

まず大きな理由は夫が定年を迎え、四六時中一緒に生活するようになること。夫が定年になったことで、毎日家に居座るようになる。その結果今まで自由に行動していた生活のパターンが制限・崩壊し、ストレスを感じるようになってしまうこと。このようなことをきっかけとして、それまでの鬱積した不満や感情が噴出してしまい、熟年離婚を決意する方が多くいらっしゃるようです。

また、高齢化問題も原因・理由の一つであるようです。夫婦が50代~60代にかけて不安になることが介護問題です。高齢化が進み、相手の親の面倒を自分が見なければ行けないという場合も多くあります。老人ホーム等の介護施設を利用せずに行う介護は、24時間面倒をみなければならない可能性もあり、肉体的・あるいは精神的苦痛を伴うものです。親の介護の不安を感じた妻が将来の介護に不安を覚え、離婚を切り出すケースもあります。

そして子どもが自立し始めることも理由として挙げられます。時間・お金の制限が少なくなり、残りの時間を自由に謳歌したい、そのように考える方もいます。また女性の社会進出が進み、十分な年金を受給する方もいます。つまり一人でも生きていける経済状況背景があるということです。熟年離婚の場合は、財産に関する問題が大きい傾向にあるため、トラブルに発展するケースも多くあり、弁護士に相談することが望ましいでしょう。

DATE:2016/08/02


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